国内メーカーもBクラスみたいなの出せばいいのに
メルセデスが新型Bクラスを発表しました。
このBクラス、案外国産車には似た車種がありません。大きすぎず小さすぎず、荷物もそれなりに載せられて便利そうなのに。
BMWには2シリーズのアクティブツアラーというBクラスみたいなやつがありますが、国産車だとスズキのSX-4、少し小さめのシエンタかフリードくらいで、Bクラスとガチンコ勝負みたいなのはありません。
(サイズはシエンタやフリードよりヴェゼルやC-HRの方が近いのですが、後部座席やラゲッジなど車の使い方としてはちょっと違います。SX-4が近いと思いますが、少し違うと思います)
シエンタもフリードも5ナンバーサイズなので全幅はBクラスより10センチほど小さく、その代りなのか全高は高くハイトール。
過去の国産車まで含めるとカローラルミオンがBクラスなどと近いサイズ、Bクラスのコンセプトにも近いように思います。
カローラルミオンは国内向けカローラとしては始めての3ナンバーで全幅は1760mm、全高は国内の売れ筋では中途半端な1630mm。セールス的には微妙というか、ダメでした。
(さらに遡ればホンダのエディックスがありましたが、これもセールス的には失敗)
カローラルミオンに近いのが、コンセプトカーですが、2017年の東京モーターショーで発表されたTJクルーザー。
TJクルーザーは2020年にも実際に発売されるのでは?と予想されています。
全長が4300mmで全幅は1800mmくらいになるでしょう。コンセプトカーのようにフルフラットになるでしょうから、使い勝手がいいものになるんじゃないかと思います。
TJクルーザーが実際に出るのかはともかく、Bクラスのサイズ感はちょうどいいと思うので、国内メーカーも似たようなものを出さないのかなぁと思っています。
カローラルミオンもエディックスもSX4もあまり売れなかったから出さないのでしょうけどTJクルーザーが市販されるのを期待しています。
プリウスが特異的に事故が多いとは言えない理由
いわゆる任意保険の保険料は損害保険料率算出機構が算出したクラスに準じて各保険会社が決めています。
保険料率算出機構のクラス以外には、年齢や年間走行距離、使用用途などにより保険料が変わります。
保険料率算出機構のクラス分けは保険金の支払い実績に基づいています。車種により保険料が高い安いの差は事故が多い車種かどうかと判断して構わないでしょう。
他には年齢や年間走行距離により保険料が変わるのも保険金の支払い実績に基づいています。
事故以外の支払いですと、当て逃げや盗難になります(当て逃げや盗難は車両保険のフルカバータイプでの対応になるので車両保険のタイプ別で車両保険料は異なります。
が、対人対物のクラスは盗難や車上荒らしは関係ないので事故率が高い低いを反映したものだと考えて間違いありません。
いずれにせよ、任意保険の保険料を決めるのは支払い実績です。
相対的に見てプリウスの保険料は高いわけではないので(少なくとも対人対物に関して)、プリウスが特異的に事故が起こりやすいという考えはあまりにも恣意的というか盲目的というか、思い込みが激しいというか。
この記事のブコメは車を持ったことがない方か、任意保険に加入したことがない方が多いのかなぁという印象です。
損害保険会社は低リスクのユーザーをより多くして、高リスクのユーザーを遠ざけたいのが本音であり、それは保険料に反映されます。
損害保険会社がプリウスに忖度しているのでは?と考えるのであれば、それを否定する材料を私は持ち合わせていないので、自由に妄想を繰り広げていただければと思います。
池袋暴走事故、聴聞会欠席は驚くニュースではない理由
池袋の交通事故の件で聴聞会に欠席したというのがニュースに。
www.sankei.com
欠席したことに驚いているような反応も見られますが、聴聞会に出席しても欠席しても免許取り消しは避けられないと思われるので、欠席する方が妥当のような気もします。