新型カローラフィールダー(カローラツーリングスポーツ?)は実用性アップで売れそうな予感

カローラツーリングスポーツというワゴンがヨーロッパで発表されます。当然カローラフィールダー後継として日本でも導入されると思われます。

カローラツーリングスポーツのエクステリアデザインはハッチバックと同じで、国内使用はフロントのエンブレムがトヨタではなくカローラになるでしょうか。

エンジンは1.2リッター、1.8リッター、2リッターの3種類あるようです。日本へ導入されるエンジンはハッチバックと同じ1.2と1.8でしょうか。1.2は114hp、1.8は120hpに対し2.0は178hpとなっているので差をはっきりさせる意味で2リッターの導入もあるかもしれません。

ホイールベースは現行の2600mmから2700mmに拡大されます。ハッチバックホイールベースは2640mmなのでそれほど大きくなっていないような気もしますが、ラゲッジスペースは598リッターあるそうです。
レヴォーグが522リットル、ホンダのシャトルが570リットル、ゴルフヴァリアントが610リットルとなっているので、同クラスとしては余裕があり、荷物を積む方には使えるワゴンになりそうです。

また後部座席も十分な余裕があり、ライバル車と比べてもナンバーワンだと言っているようです。

日本に導入されるかわかりませんが、屋根とピラーを黒にしたツートンカラーもヨーロッパでは用意されるとのこと。リーフみたいな感じになるでしょうか。

プリウスαが廃止となりそうなのでカローラに3列シートバージョンが追加されるのか、噂にある3気筒1.6リッターターボのホットモデルが出るのか気になるところです。ちなみに3気筒1.6リッターターボはヴィッツ(出るとしたら名前をヤリスに変更後)やカローラスポーツハッチバック)に搭載されるという噂もあります。

ステーションワゴンは下火でセダン並に売れない車種になりそうですが、新しいカローラのワゴンは広いラゲッジスペースの実用性とエクステリアデザインからワゴン復活となるかもしれません。

写真を見る限り、カラシニコフの電気自動車は時代の最先端を狙っている

カラシニコフが電気自動車のコンセプトを発表しました。カラシニコフというと自動小銃以外になにをしているのか知りませんが、自動小銃においては日本よりも技術がありそうですし、EVも作れそうな気はします。

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写真を見るとレトロなデザインばかり気になりますが、よく見ると最先端を狙っているようにも見えます。

ミラーレス化

この写真を見て、まず気がつくのはサイドミラーがないこと。下回りをそれなりに作っているようなので、サイドミラーを付け忘れたとは考えにくい。つまり、サイドミラーが不要となるミラーレスを採用するのでしょう。
サイドミラーをカメラで代用するミラーレスは間違いなく今後の主流になります。ただ、サイドミラー代わりとなるカメラの映像をどこに写すのかが問題となります。アイデアの一つに太くなったAピラー部分をモニターにするものがあります。しかし、カラシニコフEVではAピラーが細い(BピラーもCピラーも細いけど)。つまり、Aピラーではなく別の部分にサイドミラーに相当する映像を写すのでしょう。
では、それがどこかというと、恐らくヘッドアップディスプレイでしょう。ヘッドアップディスプレイはフロントガラスにインパネなどの情報を表示することが検討されていますが、カラシニコフはサイドミラーの映像もフロントガラスに写すつもりです。
恐らくサイドミラーの映像は常に投影するわけではなくドライバーの視線を検知して適時フロントガラスに投影すると思われます。
当然、既存の運転支援システムにあるような警告や補助があり、より安全に運転できるでしょう。

燃費対策

次に気になるのがタイヤ位置。フェンダーの内側にかなり入り込んでいます。最近の流行りはいわゆるツライチで目一杯タイヤを外側に出すデザインです。これを否定するカラシニコフはロシア風のレトロなデザインを重視しただけでなく、燃費(電費)向上を狙っているのでしょう。
燃費世界一だけを狙ったかのようなホンダの初代インサイトリアタイヤのほとんどを覆い隠すデザインでした。ホンダはまだこれを続けていて、最新のクラリティではリアタイヤの上部を覆うようなフェンダーになっています。
クラシックなエクステリアデザインを併せて考えるとカラシニコフはホンダのEVコンセプトを意識しているのかもしれません。

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また、リアハッチのヒンジ部分が盛り上がっている点も気になります。恐らく整流効果があるのでしょう。もちろん、燃費(電費)向上のためと考えられます。

電気自動車の実用性は航続距離をどれだけ確保できるかにあります。つまり燃費対策は従来のエンジン自動車よりもシビアになるとカラシニコフは考えていると思われます。

シックスライト

側面のガラスが3枚、左右合わせて6枚のシックスライトは最近の流行りを意識しているのでしょう。シックスライトは元々クラシックなデザインですが、最近の流行りでもあります。日本では新しいクラウンがシックスライトになりました。

そしてタイヤが小さいところに好感が持てます。車は年々大きくなっていますが、それよりもタイヤの方が大きくなっている気がします。Cセグメントでも結構大きなタイヤを履くようになり、タイヤ代もばかになりません。その点、カラシニコフは実用性を重視して小さいタイヤが似合うクラシックなエクステリアデザインを模索したのかもしれません。
ただ、EVはどうしても車重がかさむので、細すぎる気はします。

まとめ

EVはデザインの自由度が増すと考えられますが、現在のEVは従来のエクステリアデザインをなぞるものに留まっています。トヨタのe-パレット コンセプトのようなものもありますが、自家用ではありません。未来の自家用車を提案するものとしてカラシニコフのコンセプトはいいんじゃないでしょうか。

ドライブレコーダーはSDカードが壊れやすいので要注意

国民生活センタードライブレコーダーに使っているSDカードが劣化して、いざという時にデータが保存されていないケースが多々あるので時々確認するようにと注意喚起をしています。

ドライブレコーダーの映像を定期的に確認しましょう−SDカードの異常により映像が記録されていないことも−(発表情報)_国民生活センター

ドライブレコーダーは基本的にエンジンがかかっている間はずっと撮影します。古いデータをどんどん上書きしていくのですが、動画はデータ量が多いため何度となく上書きすることで思いの外SDカードが劣化します。

フルHDだと画質にもよりますが32GBだと5時間程度で一杯になります。年間走行距離を1万kmで平均時速を30km/hとすると、年間走行時間は333時間。単純に計算して67回上書きすることになります。

SDカードが消耗品という感覚のユーザーは少ないと思うので、気がついたら保存されていないというわけです。

ここで選択肢は2つあります。
一つは定期的にSDカードを新品に交換する。
もう一つは書き換え耐性の強いSDカードを選ぶ。

2000円くらいのSDカードを1年に一度交換すれば(走行時間にもよりますが)大丈夫でしょう。12ヶ月点検や車検のタイミングで整備工場が交換を提案してもいいんじゃないかと思います。

もう一つ、書き換え耐性に強いSDカードですが、普通のSDカードがTLC方式というやつで、そのほかにMLC方式とpSLC方式というものがあります。MLC方式とpSLC方式は産業向けのもので、あまり販売されていません。
ちなみにpSLC方式は普通のTLC方式の100倍、MLC方式の10倍の耐性があります。書き換えだけで言えば、TLC方式の普通のSDカードを1年に一度買い換えるペースで十分であればpSLC方式のものは100年交換せずに使える計算になります。

pSLC方式のSDカードは個人向けにはほとんど販売されていないのですが、ケンウッドがドライブレコーダー向けと謳って販売しています。32GBで8000円前後なので、TLC方式の4倍くらいのお値段になります。

microSDHCメモリーカード KNA-SD32A

microSDHCメモリーカード KNA-SD32A

ドライブレコーダーもいずれは4k、6kとなると思われるので、32GBを100年使い続けることは考えられませんが、3~4年故障しないだろうという安心感を買うなら高くはないと思います。

定期的に買い換えるか、安心感を買うか、どちらでもいいのですが気を使う必要はあります。特にモニターの付いていない、エラー表示がないドライブレコーダーは定期的に録画されているか確認することが必要です。